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第11回 日本赤十字社和歌山医療センター 医療安全推進室

(更新日:2017年11月30日)

当センターの医療安全推進室とMSM(メディカル・セーフティ・マネジメント)について紹介


専従リスクマネージャー(以下専従RM)を担当している看護副部長の池本です。

看護職が専従RMを担当するメリットは、患者さんの身近で接している看護師から様々な情報を提供してもらえること、また、看護師は院内の多職種の方々と接点があるので連携しやすいことです。年間約5,000件のインシデント・アクシデントレポートが報告されますが、職員のみなさんのご協力のおかげで必要な情報を得ることができています。

<現在、医療安全推進室と感染管理室は同じ部屋となっており、専従RM1名、専任RM2名、感染管理認定看護師1名、看護助手1名、事務担当者3名の計8名が勤務しています。事務担当者は安全と感染の業務を兼任しています。

当センターの医療安全管理に関する組織図を以下に示します。院長から権限委譲された医療安全推進室長(ゼネラルリスクマネージャー)は、診療科部長が兼任しています。


医療安全管理関係組織図

MSM委員会の下に多職種によるMSMワーキングチームがあり、その職種は、医師・看護師・薬剤師・診療放射線技師・臨床検査技師・臨床工学技士・理学療法士・管理栄養士・事務職で構成されています。週1回、院内でおこったアクシデント事例の分析や対策の検討、必要時RCA分析、安全ラウンドなどをおこなっています。
看護部では、安全管理委員会と連携し、安全な活動の推進、研修会を実施しています。安全管理委員会のメンバーのうち3名が、MSMワーキングのメンバーとしても活動しています。







安全ラウンドやRCA分析の様子を紹介します


安全ラウンドでは、ルールが守れているか、安全な職場環境であるか、チェックリストにそって確認をしています。その結果をラウンドした部署にフィードバックするとともに、全体で共有し守られていないルールがあった場合は再度確認しています。

インシデント・アクシデントレポートの内容で、特に注意喚起をした方がよいと思うことは、「医療安全推進レポート」を作成し、情報共有に努めています。


安全ラウンドやRCA分析の様子



まだまだ課題は山積ですが、安全な医療が提供できる病院をめざし、多職種とともに取り組んでまいります。

日本赤十字社和歌山医療センター 医療安全管理者 池本義子

<お問合せ先>
〒640-8558
和歌山市小松原通四丁目20番 日本赤十字社和歌山医療センター
073-422-4171(内線3333) 医療安全推進室
E-mail:wakayama-anzen@kankyo.ne.jp

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