この度和歌山県看護協会は、公益法人制度改革に伴い、和歌山県から公益社団法人の認定を受け、平成24年4月1日「公益社団法人和歌山県看護協会」として、新たなスタートをしました。
ここに至る迄の間、会員の皆様をはじめ多くの関係者の方々から多大なご支援をいただきました。心より感謝申し上げます。
公益社団法人和歌山県看護協会の使命を「看護職が教育と研鑽に根ざした専門性に基づき、看護の質の向上を図るとともに、看護職が安心して働き続けられる環境づくりを推進し、あわせて県民のニーズに応える看護領域の開発・展開を図ることにより、県民の健康な生活の実現に寄与すること」としています。
公益社団法人となったことで、社会的信用度は高まりますが、今迄以上に責任も増すものと認識を新たにしております。
公益社団法人として、新定款に明示した6つの事業を通して、県民の健康な生活の実現に寄与する活動を展開してまいります。
会員はもとより県民にとっても必要とされる看護協会を目標に活動を進めてまいります。会員の皆様のご協力・ご支援を何卒宜しくお願い申し上げます。
《公益社団法人和歌山県看護協会の基本理念》
Ⅰ 使命
人々の人間としての尊厳を維持し、健康で幸福でありたいという普遍的なニーズに応え、人々の健康な生活の実現に貢献する。そのため、
一 教育と研鑽に根ざした専門性に基づき看護の質の向上を図る
一 看護職が生涯を通して安心して働き続けられる環境づくりを推進する
一 人々のニーズに応える看護領域の開発・展開を図る
Ⅱ 活動理念
一 看護職の力を変革に向けて結集する
一 自律的に行動し協働する
一 専門性を探求し新たな価値を創造する
Ⅲ 基本戦略
看護の質の向上、看護職が働き続けられる環境づくり、看護領域の開発・展開の3つの使命に基づく事業領域において、政策形成、自主規制、支援事業、開発・経営、広報、社会貢献の6つの実現手法を用いて、県民の健康な生活の実現を図るものである。
《公益社団法人和歌山県看護協会の事業》
- 看護教育及び学会等学術振興に関する事業
- 看護職の労働環境等の改善及び就業促進による人々の健康及び福祉の増進に関する事業
- 看護に係る調査及び研究並びに看護業務及び看護制度の改善等に関する事業
- 地域ケアサービスの推進に関する事業
- 日本看護協会との協力及び連携に関する事業
- その他本会の目的達成のために必要な事業
会 長:木村 佐多子