公益社団法人和歌山県看護協会/記事情報

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2015年9月アーカイブ

医療安全研修会ランチョンセミナーの導入と、
地域医療安全ネットワークづくり

pic_01.png 橋本市民病院
医療安全管理者 恋中 理恵

橋本市民病院では、平成23年4月に医療安全管理室が設置されました。
医療安全管理者として感じることは、医療安全に対する職員の意識を高めなければならないということでした。そのための取り組の一つとして、平成25年度から医療安全に関する研修の機会を他部署の協力も得ながら、前年度より多く設けました。しかしながら、「研修には参加したいが、子育てが忙しくて・・・」等の声も聞かれ、職員の参加状況は満足がいくものではありませんでした。
そこで、平成26年度からは医療安全研修会に参加できなかった職員を対象とする録画研修会を計10回開催し、通常日勤勤務終了後の時間帯に加え、昼食時に開催するランチョンセミナー形式を取り入れることにしました。その結果、ランチョンセミナー形式への参加人数が今までの参加人数を超えるという結果が得られ、医療安全研修会参加率は100%に近づいています。(写真①)
一方、医療安全活動を広く推進していくいためには、地域医療機関での「顔の見える関係作り」が必要と考え、各病院の協力と理解をいただき、平成26年1月から、和歌山県橋本市及び伊都郡に所在する和歌山県立医科大学附属病院紀北分院・医療法人南労会紀和病院・当院それぞれの医療安全管理者で構成する、「伊都・橋本医療安全ネットワーク」を設立しました。現在では、同病院の医療安全管理者に加え、地元医師会・歯科医師会・薬剤師会からの参加を得て毎月1回定例会議を行い、各医療機関での医療安全に関する取り組みについて情報交換や意見交換を行っています。(写真②)
その取り組の一つとして、地元病院・調剤薬局では、お薬手帳の持参を呼び掛けるポスター掲示を一斉に行いました。(写真③)
今後も安全で安心できる医療を提供するため、院内外の医療者と連携し、医療安全について考えていきたいと考えています。

医療安全活動に関するお問い合わせは、下記メールにお願いたします。
koinaka@hashimoto-hsp.jp

 

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写真①ランチョンセミナーの様子

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写真②伊都・橋本医療安全ネットワーク 定例会議

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写真③お薬手帳の持参を呼び掛けるポスターの掲示

 

 

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